下痢

下痢 DIARRHEA

下痢(水下痢)が止まらない!
下痢でお悩みの方へ

下痢(水下痢)が止まらない!下痢でお悩みの方へ

下痢とは、水のような水様便や柔らかい泥状便が1日に何度も排泄される状態を指します。
一度きりの水様便や、数日以内に自然に治まるような下痢であれば、あまり心配はいりません。しかし、水下痢が何度も続いたり、1週間以上長引いて日常生活に支障が出ている場合は、何らかの疾患が原因となっている可能性があります。
さらに、便秘と下痢を繰り返している場合には、過敏性腸症候群などの疾患が考えられます。水下痢が1週間以上続く、便秘と下痢を繰り返す、下痢と同時に吐き気などの症状が見られるときは、早めに当院へご相談ください。

急な下痢が
慢性的に続いていませんか?

突然始まった下痢がなかなか治まらず、慢性的に続いている場合は、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。
下痢の原因は1つではなく、消化器系の疾患、感染症、ストレス、食生活の乱れなど、様々な要素が影響している可能性があります。診察ではまず、下痢の頻度や性状、食事内容、ストレスの有無などを詳しく伺い、必要に応じて便培養検査や血液検査などを実施します。これにより、感染やアレルギー、炎症など原因を特定していきます。
治療は原因に応じて異なります。感染が認められる場合は抗菌薬や抗生物質などを用い、アレルギーが疑われる場合は食事指導やアレルゲンの除去が中心となります。また、食習慣の改善やストレスへの対処も、再発予防のために重要です。

元気なのに下痢が続く大人に
考えられることは?

体調に大きな異常がないのに下痢が長く続く場合、様々な原因が考えられます。人によって異なりますが、主に以下のような可能性があります。

食物アレルギー

乳製品やグルテンなど、特定の食品に対して免疫反応が過剰に起こることで、下痢の症状が現れることがあります。

腸内細菌叢の不均衡

腸内の善玉菌と悪玉菌の割合が崩れると、下痢を引き起こすことがあります。

ストレスや不安

精神的なストレスや不安が引き金となり、胃腸の動きや分泌機能に乱れが生じ、下痢を引き起こすことがあります。

炎症性腸疾患

潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患が原因で、下痢が起こることがあります。

薬物の副作用

一部の薬剤やサプリメントには、副作用として下痢を引き起こすものがあります。

嘔吐と下痢が見られる場合に
考えられること

嘔吐と下痢の症状が同時に現れている場合、以下のような疾患が原因の可能性があります。

感染性胃腸炎

ノロウイルスやロタウイルス、サルモネラ菌、大腸菌などの病原体に感染することで引き起こされる胃腸の炎症です。

食中毒

食品に含まれるウイルス・細菌・寄生虫などの病原体が体内に入り、消化管に感染することで、下痢や嘔吐といった症状が現れます。

腸管出血性大腸菌感染症

ベロ毒素を作る大腸菌によって引き起こされる感染症です。下痢や嘔吐に加え、腹痛や血便などの症状が起こります。

炎症性腸疾患

潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患は、腸に慢性的な炎症を引き起こし、下痢や嘔吐といった症状を伴うことがあります。

急性胆管炎

胆道に細菌などが感染して起こる疾患で、嘔吐や下痢に加えて、黄疸や右上腹部から下腹部にかけての痛みが現れることがあります。

胆のう炎

胆のうに起こる感染症で、嘔吐や下痢のほか、右上腹部の痛みや発熱を伴うことがあります。

水下痢とは

水下痢は、便の水分量が極端に多く、ほとんど液体のような状態で排出される便を指します。水分を多く含むため、排便回数も自然と増える傾向があります。
原因としては、細菌・ウイルス・寄生虫といった病原体による感染や食中毒が挙げられます。
症状は下痢だけにとどまらず、脱水による尿量の減少や口の渇き、強い倦怠感、さらには腹痛や腹部の不快感を伴うこともあります。短期間で改善する場合は経過観察で問題ないですが、長引く場合には適切な診断と治療が必要です。
水下痢が見られた際は、まず電解質と水分を意識的に補うことが重要です。そのためには、経口補水液の摂取が効果的です。当院では、原因に応じて抗ウイルス薬や抗生物質などを適切に用い、症状の改善を図っています。

下痢(水下痢)を
出し切る方法

下痢を和らげ体調を整えるには、いくつかの対処法があります。なかでも最も大切なのが、こまめな水分補給です。下痢では水分や電解質が失われやすいため、スポーツドリンクや経口補水液などで効率良く補うことが大切です。 併せて、食生活や生活習慣の見直しも回復を早めるポイントです。
原因が感染性の場合は、必要に応じて抗生物質などによる治療も検討されます。

生理中は
下痢になりやすい?

生理中は下痢になりやすい?

月経期間中はホルモンバランスの変化により、腸の動きに影響が出ることがあります。特にプロスタグランジンという物質が多く分泌されることで腸が刺激され、強く収縮しやすくなり、下痢の症状がでることがあります。
また、生理中はホルモンの変動やストレスが重なりやすく、体内の水分調節も不安定になるため、腸の活動が活発になり、下痢を引き起こすことがあります。ただし、生理中に下痢が起こるかどうかは個人差があり、全く症状が出ない方もいます。
下痢がたびたび起こる場合や、他の不調を伴っている場合には、早めに当院までご相談ください。

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