早朝の内視鏡検査 EARLY-MORNING
このようなお悩みは
ありませんか?
- 仕事の都合でスケジュールの調整が難しい
- 子育てが忙しく、日中に検査の時間が取れない
- 便潜血検査で陽性だったが、精密検査を受ける時間がない
など
大腸カメラ検査を受けるには、事前に下剤を服用する必要があるため、検査終了が午後になることが一般的です。そのため、仕事や育児でお忙しい方にとって、検査の時間を確保すること自体が大きな負担となることもあります。
当院では、こうした方々にも無理なく検査を受けていただけるよう、「早朝の内視鏡検査」に対応しています。
早朝の
内視鏡検査について
当院では、午前9時から開始する「早朝内視鏡検査」を実施しています。午前中の時間だけご都合を確保いただければ、午後にはお仕事やご家庭での予定に無理なく戻ることができます。下剤は検査当日の午前5時から服用を開始していただきます。
メリット
- 検査は午前中に終了するため、午後からはお仕事やご予定にスムーズに戻れます。
- 育児中の方も、午前中だけお子様を預けることで検査が可能です。
- 午前9時から検査を行うため、早ければお昼頃にはご帰宅いただけます。
- 大腸がんの早期発見・予防には、定期的な大腸カメラ検査の受診がお勧めです。
注意事項
検査当日は、午前5時頃から下剤の服用を開始していただきます。
鎮静剤をご希望の場合は、検査後の運転ができなくなりますので、ご家族による送迎をお願いするか、公共交通機関をご利用のうえご来院ください。
当院の胃カメラ検査
胃カメラ検査では、食道・胃・十二指腸などの上部消化管粘膜を直接観察し、異常の有無を詳しく確認します。必要に応じて組織を採取し、病理検査で確定診断を行うことも可能です。
また、出血があれば検査中に止血処置を行えます。さらに、採取した組織からピロリ菌感染の有無を調べ、胃がんリスクの把握にも役立てます。
胃カメラ検査に不安を感じる方も多いため、当院ではできる限り負担を軽減できるよう、様々な工夫を取り入れて検査を行っています。例えば、鼻からも入る細径カメラを口から挿入する方法や鎮静剤の使用も可能ですので、安心して検査を受けていただけます。咽頭反射が強くない方は咽頭(のど)麻酔のみで検査後すぐに説明を受け帰れる方法がお勧めです。
当院の大腸カメラ検査
大腸カメラ検査では、盲腸・結腸・直腸を含む大腸全域の粘膜を直接観察し、病変の有無を詳しく確認します。検査中に疑わしい病変が確認された場合は、その場で組織を採取し、病理検査によって確定診断を行います。
大腸がんは、部位別のがんによる死亡原因として長年上位に位置していますが、大腸カメラ検査を受けることで早期発見・早期治療が可能となります。また、前がん病変である大腸ポリープも検査中に発見でき、その場で切除することにより、将来的な大腸がんの予防にも繋がります。
当院では、検査時の膨満感や痛み、苦痛をできるだけ抑えられるよう、丁寧に対応しております。さらに、鎮静剤を使用し、リラックスした状態で検査を受けることも可能です。
当院の胃カメラ検査・大腸カメラ検査の特徴
経験豊富な
内視鏡専門医や指導医による
胃カメラ検査・大腸カメラ検査
当院では、日本消化器内視鏡学会の認定を受けた専門医・指導医が胃カメラ・大腸カメラ検査を行います。経験豊富な医師による丁寧で正確な検査で、安心して受診いただける体制を整えています。
また、検査への不安を和らげるため、鎮静剤を使用し半分眠ったような状態で行う「無痛内視鏡検査」も行っています。下剤の服用が不安な方には、院内での対応も可能です。少しでも不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。
患者様の状態に合わせた
鎮静剤の使用で
苦痛の少ない胃カメラ検査
経口内視鏡検査では、スコープが舌の奥に触れることで嘔吐反射が起こりやすく、苦手意識を持つ方も多いです。一方で、経口内視鏡は経鼻内視鏡と比べて高倍率での拡大観察が可能という大きな利点があります。
当院では、苦痛を抑えるため、鎮静剤の使用や鼻からも入る細い内視鏡スコープを使用した方法で検査を行っています。リラックスした状態で検査を受けていただけるため、胃カメラ検査に不安のある方はお気軽にご相談ください。
なお、当院では患者様に合わせて麻酔量を調節し過度の鎮静に気を付けながら、技術で高い検査精度を支える方針です。
最新鋭の内視鏡システムの導入
最新鋭の内視鏡システム
「EVIS X1」
当院では、オリンパス社が開発した最新の内視鏡システム「EVIS X1」を採用しています。デジタルハイビジョン映像や高度な画像処理技術、特殊な波長のレーザーを活用することで、わずかな病変も見逃さずに捉えることが可能です。検査の精度を高めながらも短時間での実施が可能となり、患者様の負担を抑えられます。
最先端内視鏡AIシステム
(EIRL Colon Polyp)
当院では、東京慈恵会医科大学内視鏡科とエルピクセル社が共同開発した最先端内視鏡AIシステム「EIRL Colon Polyp」を多摩エリアにて初導入しております。このシステムは、主に大腸カメラ検査時に使用します。検査中にポリープ候補をリアルタイムで検出し、医師の診断を支援します。深層学習を活用した医療機器として、2022年11月に厚生労働省の承認を取得しており、病変単位での感度98.1%、フレームベースでの特異度95.0%という高い性能を示しています。AIによる診断支援を取り入れることで、これまで以上に正確かつ迅速な病変の検出が可能となり、大腸ポリープやがんの早期発見・早期治療に繋がります。
院内下剤に対応
大腸カメラ検査では、検査の精度を保つために、事前に下剤を服用して腸内をきれいにする必要があります。
基本的には一番リラックスできるご自宅での下剤内服をお勧めしております。下剤の服用に不安がある方や初めての方は、院内での服用も可能です。ご相談ください。
土曜終日の胃カメラ検査・大腸カメラ検査に対応
当院では、平日はお忙しく来院が難しい方のために、土曜日も胃カメラ検査・大腸カメラ検査を実施しております。
多くの方に検査を受けていただき、疾患の早期発見・早期治療に繋げていただけるよう、柔軟な検査体制を整えております。お気軽にご相談ください。
胃カメラ検査・大腸カメラ検査の同日検査対応
当院では、胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同じ日にまとめて実施することができます。お忙しく何度も通院するのが難しい方にとって、効率良く検査を受けられる選択肢としてお勧めです。また、食事制限などの事前準備も一度で済むため、心身のご負担も軽減されます。
同日検査が可能かどうかは当院の基準がございますので診察時にお問い合わせください。
大腸ポリープ切除対応
大腸カメラ検査中にポリープを発見した場合、そのまま切除が可能です。
ただし、ポリープが大きい場合には、安全に切除を行うために入院が必要となることがあります。その際は、連携先の高度医療機関をご紹介いたします。
また、抗血栓薬を服用中の方は、出血リスクを避けるために服薬の調整が必要となります。必ず医師の指示に従い、適切な対応をお願いいたします。